鎌倉幕府に関する史跡をめぐり「学問の神様」へ

源実朝 鶴岡八幡宮の近くには、歴史好きにはうれしい史跡があります。それらのポイントをたどりながら、鎌倉を代表する学問の神様、荏柄天神社まで歩いてみましょう。
歩くコツは、いったんバス道へ出てから清泉小学校をめざすことです。近道を考えて鶴岡八幡宮の東側から抜けて、私の父、源頼朝の墓や荏柄天神社方面へ進みたくなりますが、 目印のない住宅街を延々と歩いていると自分の位置や方向をつかみにくくなります。
まずは大きな鳥居の立つ鶴岡八幡宮の正面口を出ましょう。鶴岡八幡宮を背に左手に少し歩くと、正面に宝戒寺があります。 興味があれば北条高時腹切りやぐらにも立ち寄ってから、清泉小学校へ足を進めましょう。 清泉小学校の南西の角に大蔵幕府跡の碑が立っています。この辺の地域を大蔵といったので、大蔵幕府と言います。北へ向かうと白旗神社と父、頼朝の墓があります。
荏柄天神社から鎌倉駅までもどるには、「天神前」のバス停からバスに乗れば楽ですが、余力があれば鎌倉宮方面へ足をのばしてもよいでしょう。

【アクセス】
JR鎌倉駅または江の電鎌倉駅下車。駅から鶴岡八幡宮までは700mほどですが、土産物屋をのぞきながら歩いているといつのまにか着いてしまうので、距離は気になりません。

八幡宮周辺の史跡の略地図

【このコースと合わせやすい観光コース】
鎌倉宮周辺のきれいなお寺と神社(歩こうと思えば、歩ける距離です。)
金沢街道沿いの美しい3つのお寺(「八幡宮前」「大学前」などのバス停からバスで。)

※原則として、閉門の30分前までに入場してください。

◆鎌倉駅ー鶴岡八幡宮:約700m

鶴岡八幡宮

鶴岡八幡宮

●鎌倉の中央に建つ鎌倉武士の守護神

平安時代後期の1063年に源氏の総大将、源頼義が石清水八幡宮の神を招いて建立したのに始まります。そのころは海よりにありましたが、1180年、後に鎌倉幕府を開く源頼朝が現在の位置に移し、 それ以来、鎌倉武士たちの守護神として崇められてきました。現在は鎌倉観光の中心となっています。

【観光情報】
拝観料◇境内自由
時間◇立ち入りはいつでもできます。お守り授与所は6:00〜20:30。
見学に要する時間◇30分〜1時間ほど
休日◇年中無休 TEL◇0467-22-0315

鶴岡八幡宮のくわしい情報はこちら

◆鶴岡八幡宮ー宝戒寺:約300m

宝戒寺

宝戒寺

季節の花に彩られる北条執権家の屋敷跡

もとは北条一門の執権たちの屋敷でした。早春には梅やしだれ梅、夏にはサルスベリ、秋にはハギと、季節の花が美しいお寺です。なかでもハギはよく知られ、「萩寺」という呼び名がついています。 本堂に上がることもでき、ゆっくりと鎌倉の時間を味わえます。

【観光情報】
拝観料◇100円
時間◇8:30〜16:30
見学に要する時間◇10分〜20分
休日◇年中無休 TEL◇0467-22-5512

宝戒寺のくわしい情報はこちら

◆宝戒寺ー北条高時腹切りやぐら:約550m

北条高時腹切りやぐら

北条高時腹切りやぐら

鎌倉幕府、終焉の地

打倒鎌倉幕府を誓って兵を挙げた武将、新田義貞は1333年、ついに難攻不落を誇った鎌倉に攻め入りました。北条高時と一族郎党は追い詰められ、3代執権北条泰時によって創建された東勝寺に火をかけ、切腹して果てました。 北条高時が葬られているのが、このやぐら(洞窟墳墓)です。

【観光情報】
拝観料◇無料/時間◇自由(照明がないので明るい時間に。)
見学に要する時間◇5分ほど
※東勝寺橋をわたり、東勝寺跡を過ぎて坂道を 上った先にあります。
※住宅地からは、20mくらいしか離れていません。

北条高時腹切りやぐらのくわしい情報はこちら

◆北条高時腹切りやぐらー大蔵幕府跡の碑:約1000m

大蔵幕府跡の碑

大蔵幕府跡の碑

鎌倉幕府があった場所

1180年、源頼朝は鎌倉に入り、屋敷を構えて本営としました。それがこの場所です。1192年に朝廷から征夷大将軍の職を拝命して鎌倉時代が幕を開け、頼家、実朝まで続く源氏3代の幕府がありました。 幕府の敷地は東西約270m、南北約220mと推定され、その敷地内に大御所、小御所、侍所、問注所などが置かれていました。東西南北に門があり、近くに西御門跡の碑と東御門跡の碑が建っています。

【観光情報】
拝観料◇無料
時間◇自由

◆大蔵幕府跡の碑ー源頼朝の墓:約200m

源頼朝の墓

源頼朝の墓

鎌倉幕府初代将軍が眠る

1198年、源頼朝は相模川の橋の開通式に参加した際、馬が暴れて相模川に入ってけがをしたとか、落馬したとか伝えられ、翌1199年1月13日、53歳で世を去りました。 大倉山の南側の階段を数十段上ったところに眠っています。

【観光情報】
拝観料◇無料/時間◇自由(照明がないので明るい時間に。)
見学に要する時間◇15分ほど(階段を上る時間を含む)
休日◇とくになし
※近所に三浦一族の墓や鎌倉幕府の重臣であった大江広元の墓もあります。

源頼朝の墓のくわしい情報はこちら

◆源頼朝の墓ー荏柄天神社:約400m

荏柄天神社

荏柄天神社

鎌倉を代表する学問の神様

平安時代後期の1104年、晴天の空が急に暗くなり、雷雨とともに黒い束帯姿の天神画像が降ってきたため、里人たちが社殿を建てたことに始まるとされます。 源頼朝によって鬼門(北東)の守護神とされました。学問の神様と言われる菅原道真を祀っているため、多くの受験生が訪れます。

【観光情報】
拝観料◇境内無料/ 時間◇8:30〜16:30
見学に要する時間◇10分〜15分ほど
休日◇年中無休 TEL◇0467-25-1772

荏柄天神社のくわしい情報はこちら

◆荏柄天神社ー鎌倉駅:約1700m

【アクセス】
「天神前」のバス停から「鎌倉駅行き」に乗れば、駅までもどれます。「八幡宮」で下車して、若宮大路や小町通の土産物屋をのぞいてもよいでしょう。

周辺の地図

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