鎌倉大仏と長谷寺を中心に

北条政子 長谷は、鎌倉を代表する観光エリアのひとつです。観光名所として人気の高い高徳院の大仏と長谷寺を中心にあちらこちらと歩いてみましょう。長谷駅からは由比ケ浜も近いので、ぜひ海岸も散策してみてくださいね。
長谷駅からとなりの極楽寺駅へ向かうと、紫陽花の名所としては鎌倉でも1、2位を争う成就院がありますから、そちらの観光と合わせてもよいでしょう。 この場合、極楽寺駅周辺は小高い丘になっているので、先に成就院を見て、階段や坂を下りつつ長谷へ向かうのが楽ですが、「多少の上り坂くらい気にしない」という方は、それもOK。
大仏の近くには、大仏切通しもあります。切通しとは山中の細い道のことで、おもなものは鎌倉には全部で7つあり、敵に攻められたときはその細さと険しさを利用して侵入を防いだのです。 ご興味が湧いたら、歩いてみてください。

【アクセス】
長谷寺へは、JR鎌倉駅かJR藤沢駅から江の電に乗り、「長谷」駅で下車。
鎌倉大仏へは江の電「長谷」駅から歩くか、鎌倉駅東口6番乗り場からバス。または、藤沢駅南口1番乗り場から「鎌倉行き」のバスでも行けます。

極楽寺から長谷周辺の略地図

【このコースと合わせやすい観光コース】
紫陽花の名所、成就院周辺(すぐ間近です。)

※原則として、閉門の30分前までに入場してください。

【距離】
◆「大仏前」バス停ー鎌倉大仏:約200m

鎌倉大仏(高徳院)

鎌倉大仏

鎌倉を見守る雄大な仏像

鎌倉時代初期の1252年に鋳造された、高さ約11mの大仏です。初めは大仏殿の中に収められていましたが、1498年の津波で流され、再建されないままとなりました。今では天の下に座る姿が定着し、鎌倉を代表する観光名所となっています。

【観光情報】
拝観料◇200円
時間◇4月〜9月 8:00〜17:30/10月〜3月  8:00〜17:00
※大仏胎内拝観 8:00〜16:30
見学に要する時間◇20分〜30分ほど
休日◇年中無休/TEL◇0467-22-0703

鎌倉大仏(高徳院)のくわしい情報はこちら

◆鎌倉大仏ー光則寺:約600m

光則寺

光則寺

小さいけれど美しい花寺

光則寺は、北条氏に使えた武士、宿屋光則の屋敷跡です。宿屋光則は日朗上人を捉えて土牢に閉じ込めましたが、のちに日蓮宗に帰依してお寺を建てたのが起こりとされます。 樹齢160年を超えるカイドウの古木をはじめ、四季の花が咲くきれいなお寺です。

【観光情報】
拝観料◇100円
時間◇7:30〜日没/見学に要する時間◇10分〜20分ほど
休日◇年中無休
TEL◇0467-22-2077

光則寺のくわしい情報はこちら

◆光則寺ー長谷寺:約400m

長谷寺

長谷寺

桜、紫陽花、紅葉、仏像など見所の多い大きなお寺

鎌倉を代表する観光名所のひとつで、「長谷観音」とも呼ばれます。四季の花と紅葉が美しく、日本最大級の十一面観音菩薩像が観音堂に安置されています。 紫陽花が咲く裏山の斜面からは相模湾を一望のもとに見下ろせます。

【観光情報】
拝観料◇300円(宝物館は200円)
時間◇3月〜9月 8:00〜17:30/10月〜2月 8:00〜17:00)
見学に要する時間◇30分〜1時間ほど
休日◇年中無休(宝物館は火曜休館/祝日の場合は翌日休館)
TEL◇0467-22-6300

長谷寺のくわしい情報はこちら

◆長谷寺ー由比ケ浜:約600m

由比ケ浜

由比ケ浜

潮風が心地よい、鎌倉の光る海

江の電「長谷」駅から南へ行くと海岸が間近です。サザンオールスターズの「愛の言霊ーSpiritual Message」の中で、「♪由比ヶ浜 鍵屋 たまや〜」と歌われている通り、夏には鎌倉の花火大会も見えます。
由比ケ浜にも歴史があります。鎌倉時代初期の武将、和田義盛が討ち死にした場所であり、鎌倉時代末に西側の稲村ケ崎から新田義貞の軍が侵攻してきたときには、この付近でも幕府軍との戦いが行われたことでしょう。
1947(明治22)年、東海道線が開通して汽車が走るようになってからは、外国人や富裕な日本人の別荘や西洋式のホテルも建ち、海水浴の習慣も広まって、今は海水浴やデートのスポットとなっています。

◆由比ケ浜ー江の電「長谷」駅:約300m

◆長谷から成就院をめざす場合、「長谷」駅ー成就院は約650m。上り坂ですが、健脚の方なら無理はない距離です。「長谷」駅から江の電に1駅乗って「極楽寺」駅まで行って、長谷へもどってくるのもよいでしょう。

【はみ出し情報】大仏切通し

大仏切通し 大仏切通し北入り口大仏切通し南入り口

左:北側の入り口(バス停の横)/右:南側の入り口

新田義貞の軍が鎌倉攻めに使った行路のひとつ

鎌倉は後方を山に囲まれ、前方は海に面した天然の要害で、行き来には切通しと呼ばれる7つの道が使われていました。 道幅はときには1列にならなければならないほど狭く、馬の邪魔になるような岩もありました。 大仏切通しは、新田義貞が鎌倉幕府を滅ぼしたときに使った3つの切通しのうちのひとつで、新田義貞も切通しを突破することはできず、 海岸のがけが切り立った磯の稲村ケ崎から干潮時にまわりこみ、その後ようやく切通しの防御もくずれたと伝えられています。
樹々がうっそうと茂る森の中の道の両側には切り立ったがけが迫り、当時のようすを感じることができます。

【観光情報】
交通◇「大仏前」バス停から西北へ約400m歩いたところにあるトンネルの手前の階段を上がります。 または、「火の見下」バス停までバスで行き、住宅の間の細い路地から入って、トンネル手前の階段まで抜けます。「火の見下」は、黄色系の江の電バスしか停まりません。青系の京急バスには乗らないようにしてください。
※日中の明るい時間帯に歩くようにしてください。雨のあとはすべりやすいので、避けた方が無難です。

周辺の地図

「鎌倉 風の旅」のトップページへもどる

(c)このホームページのコンテンツは著作権法により保護されています。無断転載を禁じます。