光明寺を散策

総門・山門

総門 山門

総門から境内に入ります。総門は1495年につくられ、寛永年間(1624〜1644年)に再建されたものです。欄間には龍が彫られています。

山門は1847(弘化4)年につくられました。間口は約16m、奥行きは約7m、高さ約20mもあり、鎌倉の寺院の門の中では最大です。 1階は和風、2階は中国風の折衷様式です。2階には釈迦三尊、四天王、十六羅漢がまつられています。

大殿・開山堂

大殿 開山堂

境内正面には、大殿(本殿)が建っています。現存する鎌倉の古建築の中では最も大きく、1698(元禄11)年、庶民の浄財をもとに建立されました。中には本尊の阿弥陀三尊像のほか、多くの仏像が安置されています。

大殿の左手前には、開山堂があります。開山(初代住職)の然阿良忠をはじめ、歴代の法主がまつられています。

記主庭園・大聖閣

記主庭園 大聖閣

大殿の左手に小堀遠州の作と伝えられる記主庭園(きしゅていえん)があります。然阿良忠の没後、伏見天皇から贈られた「記主禅師」の諡号から名づけられました。

奥に建っているこの建物は、大聖閣といいます。2階が八角形になっており、鳳凰が乗っています。

三尊五祖の石庭

三尊五祖の石庭(左) 三尊五祖の石庭(右)

植え込みの奥の石が、左から阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩の三尊を、植え込みの手前の石が左から記主(然阿良忠)、 鎮西(法然の弟子で然阿良忠の師)、法然、善導(法然に影響を与えた中国の浄土教の僧)の四祖を表わします。

庭園の右側、ほかの石から少し離れたところに、釈尊の石が置かれています。これで一祖。併せて、五祖となります。

繁栄稲荷大明神・網引地蔵

繁栄稲荷大明神 網引地蔵

繁栄稲荷大明神です。然阿良忠が佐助ヶ谷で子狐を助けたところ、夢に親狐が現れて薬草の種をくれました。鎌倉で疫病が流行したとき、その種をまいたら3日で成長し、病魔が退散したという伝説によります。

この石像は網引延命地蔵と呼ばれています。鎌倉と三浦半島とを結ぶ小坪路に置かれていましたが、光明寺に移されました。正中二年(1325)作の銘があります。

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【光明寺の観光情報】

●正式名称

光明寺(こうみょうじ)

●宗派

浄土宗鎮西派

●山号

天照山

●開基

北条経時

●開山

然阿良忠

●創建年

寺伝では、北条経時が1240(仁治元)年、佐助ヶ谷に蓮華寺を創建し、1243(寛元元)年に現在の位置に移って寺名を光明寺と改めたと伝えられています。 しかし、創建年と移転年を含め、草創期についてはさまざまな説があり、確定したことはわかっていません。

●住所

〒248-0013
鎌倉市材木座6-17-9

●電話

0467-22-0603

●拝観料

境内無料

●見学に要する時間

30分〜1時間ほど。

●拝観時間

4月1日〜10月14日
6:00〜17:00
10月15日〜3月31日
7:00〜16:00

●休日

とくになし

●駐車場

あり

●車いすによる拝観

可。ただし、一部、階段もあります。


【光明寺へのアクセス】

JR鎌倉駅東口の7番のバス停から「新逗子駅行き」「小坪行き」に乗り、「光明寺」で下車。徒歩約200m。


【花歴】

花歴:桜

桜◇3月末〜4月初め

花歴:蓮

ハス◇7月上旬〜8月上旬

花歴:サルスベリ

サルスベリ◇7月中旬〜9月上旬

花歴:ツワブキ

ツワブキ◇10月中旬〜12月中旬

花歴:イチョウの黄葉

イチョウの黄葉
◇11月中旬〜12月中旬

※写真はイメージです。
※時期は年によって異なります。


【近くにある観光名所・史跡】
和賀江島