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北条氏と足利氏ゆかりの清楚なお寺

浄光明寺浄光明寺は、鎌倉駅西側の扇ケ谷(おうぎがやつ)と呼ばれる一画にあります。大きくはありませんが、四季の花が咲き、静かな佇まいに旅情が感じられます。
元々は源頼朝に平家打倒の挙兵を即したとされる文覚上人が建立した寺院でした。そのお寺に、1251年、6代執権北条長時が真阿上人を迎えて中興したものです。
足利尊氏とのかかわりが多く、鎌倉幕府滅亡後の1335年、新田義貞が鎌倉に攻め込んで来たとき、足利尊氏が近習とともに隠れたことがあります。
また、第14代執権・北条高時の遺児の時行が鎌倉幕府復興のため挙兵したとき、弟の足利直義が危地に陥ったと聞いて、足利尊氏が援けに行き、後醍醐天皇に謀反の疑いをかけられて、恭順の姿勢を見せるためにこの寺にこもっていたこともあります。
南北朝時代には後醍醐天皇によって寺領を保証され、室町時代に入ると鎌倉公方(鎌倉府の長官)の菩提寺となりました。
諸堂は江戸時代初期に焼失し、永福寺(源頼朝が創建したが、現在はない)の古材を使って建て直されたとされています。

浄光明寺浄光明寺は、源頼朝に平家打倒の挙兵を即した文覚上人が建立したお寺です。静かな佇まいに旅情が感じられます。
鎌倉幕府滅亡後の1335年、新田義貞が鎌倉に攻め込んで来たとき、足利尊氏が近習とともに隠れたことがあります。

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▼地図は一番下にあります。

★料金・時間・休日などについては変更されることがあります。必ず公式HPまたは自治体のサイトで確認してください。
★入場・入館時間は、多くの場合、終了30分前までです。
★アクセス方法については、比較的わかりやすいものを掲載しています。ほかにもルートがある場合があります。

浄光明寺の山門

山門住宅地の間の静かな道をたどっていくと、浄光明寺に至ります。

山号山門には泉谷山という山号が掲げられています。現在の住所では扇ヶ谷に含まれますが、古くはこの辺は泉ヶ谷といい、そこからついたものです。

楊貴妃観音・客殿

楊貴妃観音

楊貴妃観音境内に入ると、女性的な石の仏像が出迎えてくれます。浄光明寺の本山は京都の泉涌寺であり、泉涌寺にある木製の楊貴妃観音を模したものです。

客殿左側の大きな建物は客殿。古木と白壁のコントラストが美しい建物です。

境内の道

境内境内には石畳の道がV字型に分かれて続いています。この道が視線を広げて、広がりを感じさせます。

阿弥陀三尊像の拝観案内V字型の真ん中の建物の前に、阿弥陀三尊像拝観の案内が出ていました。

不動堂・鐘楼

不動堂

不動堂2本の道の間の建物は、不動堂です。八坂不動明王像が安置されています。

鐘楼鐘楼のまわりにも花や木が植えられて、心遣いが細やかに行き届いている感じがします。

阿弥陀堂(仏殿)

階段下から見る阿弥陀堂石段の上にある阿弥陀堂は、まきの木におおい隠されています。濃い緑に包まれ、明るい下の方と雰囲気が変わります。

阿弥陀堂阿弥陀堂は仏殿ともいい、本尊の阿弥陀三尊像が置かれていました。現在、阿弥陀三尊像は収蔵庫に移され、阿弥陀堂には本山の泉涌寺にならって、過去・現在・未来を現わす三世仏が置かれています。

天然記念物のまきの木・冷泉為相の墓

冷泉為相の墓

まきの木浄光明寺のまきの木は立派です。この木は樹齢750年で、鎌倉市指定の天然記念物となっています。

冷泉為相の墓浄光明寺には、「十六夜日記」を書いた阿仏尼の子で、歌道の家系として名高い冷泉家の始祖、冷泉為相の墓があります。

網引地蔵

網引地蔵裏山にはやぐら群があり、岩壁に横穴がぽっかりと口を開けています。

網引地蔵このお地蔵様は、由比ケ浜で漁師の網にかかって引き上げられたと言われ、網引地蔵と呼ばれています。

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【浄光明寺の観光情報】

●正式名称

浄光明寺(じょうこうみょうじ)

●宗派

真言宗泉涌寺派

●山号

泉谷山(せんこくさん)

●開基

北条長時(ほうじょうながとき)

●開山

真阿(しんあ)

●創建年

1252(建長3)年

●住所

〒248-0011
鎌倉市扇ガ谷2-12-1

●電話

0467-22-1359

●拝観料

境内自由/阿弥陀堂200円

●見学に要する時間

20分〜30分ほど。

●拝観時間

境内への立入自由。阿弥陀堂については、木土日および祝日の10:00〜12:00、13:00〜16:00に拝観できます。ただし、8月と荒天・雨天時は休止。

●休日

とくになし

●駐車場

なし

●車いすによる拝観

可(阿弥陀堂など階段の上の部分は困難)


【浄光明寺へのアクセス】

JR「鎌倉」駅西口下車、徒歩約1.1km。


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